リハビリテーション科

ようこそ!リハビリテーション科へ!!
当科の対象者は主に脳血管疾患の方が多く、機能・能力の維持向上を図りながらQOL(生活の質)の視点を持って、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を提供しています。
入院者を中心として、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションの利用者様を対象としています。当科の理念を「私たちが関わる患者・利用者の皆様が、日々充実した生活ができるように支援します。」として、業務に取り組んでいます。
私たちは、私たちにできる必要な支援をしっかり提供し、皆様の生活の一助となるように努めていきます。
概要
リハビリテーションの一翼を担う専門職種として、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士(合計約30名)が在籍しています。
理学療法士

理学療法の直接的な目的は運動機能の回復にありますが、日常生活動作(ADL)の改善を図り、最終的にはQOL(生活の質)の向上をめざすものです。当院では、脳血管疾患の高齢者が多く、起居動作、移乗動作、歩行動作練習の他、車いす座位姿勢やベッド上での姿勢の調整なども行います。
作業療法士
作業を通して、基本的動作能力(運動、感覚、認知などの心身機能)や応用的動作能力(食事、トイレ、家事などの日常生活)、社会的適応能力(地域活動への参加など)の3つの能力を維持・改善し、その人らしい生活の獲得を目標とするものです当院では、脳血管疾患の高齢者が多く、身体・精神面へのアプローチとともに、認知症の方への対応も行っています。

言語聴覚士

脳卒中後の言語障害などにより、ことばによるコミュニケーションに不自由さがある方や、摂食・嚥下機能に不自由のある方に対して、その機能の回復や能力の改善を図り自分らしい生活を構築できるよう支援をするものです。当院では摂食・嚥下障害の方に対応することが多くあります。栄養科と連携し、いかにしてしっかりと栄養を確保するかということも考えて対応をしています。リハビリテーションには、生活活動の基礎となる栄養は大切なものです。
栄養相談
栄養相談は月曜日~土曜日【祭日は除く】に随時行っております。
糖尿病食、減塩食、脂質異常食、腎臓食などを主に、個々の食生活を尊重した改善方法を相談していきます。食事療法は継続が大事です。
概ね20分~45分程度のお時間を頂戴し、ご病気に合わせた食事内容の説明やご自宅での食生活のポイント、実際の調理方法などを本人、ご家族様を交えてお話をさせていただきます。
堅苦しい指導ではなく、アットホーム、知り合いとのお話感覚で疑問や質問など気軽にお話できるようにコミュニケーションを大事にして継続した栄養指導を心がけています。
栄養相談を受けるには
外来診察後に栄養指導が受けられる体制となっています。
診察後、もしくはご予約にて都合のよろしい日時に栄養指導をさせていただきますご希望される場合には外来にて医師または看護師へご相談下さい。