看護部長挨拶

当院は慢性期医療に特化した医療療養型病院です。地域の慢性期医療を笑顔と優しさで支えるチーム医療を実践しています。医療技術の進歩と共に平均寿命が延び、「人生100年の時代」となりましたが約10年は寝たきりになる方が少なくありません。当院はそのような高齢者の長期療養の場として、人生の最終段階を支えるケアを多職種と検討しています。また、入院患者さんのほとんどが高齢者で何らかの認知症を有している為、認知症看護認定看護師を中心として個別的な関わりを重視しています。現在は近隣の急性期病院、介護施設との連携し、住み慣れた地域での生活を支援する為、地域包括ケア病棟での入退院支援を強化し、在宅でのご家族の負担軽減としてのレスパイトの受け入れも行っています。今後も高齢者医療の拠点として、「地域の皆さまに愛し愛される病院」を目指していきます。
小山 加代