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 検査科
現在、検査科では臨床検査技師3名で検査を担当しております。
主な検査は大きく分けて2種類あり、直接患者様に接して心電図や超音波検査などを行う生理機能検査と、患者様から採取した血液や尿などの検体を分析する検体検査を実施しています。

平成24年8月、新棟建設の際に外来診察室と検査室を隣合わせに配置したことで、検体の採取や運搬、外来看護師との連携がスムーズに行えるようになりました。
翌年には検査機器を導入し、それまで外部に委託していた検査が院内で実施できるようになり、外来・入院共に患者様の検査データを迅速に報告することが可能となりました。

また、当院は療養型病棟ということで、入院患者様の多くはご高齢により免疫力が低下しやすい傾向があります。 したがって院内で行われる感染対策委員会には積極的に参加し、さらに近隣の病院との合同会議を通じて情報共有を図ることで、感染予防の対策には特に力を入れております。 信頼できる検査結果を報告できるように日々切磋琢磨し、明るく活気のある検査室を目指していきたいと思います。

検査に関して分からないことがございましたら、遠慮なくご相談ください。
検査科
 当院で行える主な検査
生理機能検査

患者様に直接触れて行う検査です。

心電図検査
心電図は、心臓の活動により生じる電気的変動を記録するもので、不整脈や虚血性心疾患など、心臓に異常がないか調べる検査です。

超音波検査
患者様のおなかや心臓などに超音波をあてて、臓器の形、大きさ、機能、病変を画像として観察し記録します。

肺機能検査
肺の大きさ、気道の異常などの呼吸機能をみる検査です。基本検査として肺活量と努力性肺活量検査があります。

ホルター心電図検査
小型のレコーダーを身につけて、日常生活中の24時間の心電図を記録する検査です。記録された心電図はコンピュータで解析され、不整脈、虚血性心疾患などの診断、治療に役立ちます。


この他に聴力検査、視力検査、血流量測定検査などがあります。
検体検査

患者さまから採取した血液や尿などを調べる検査です。

生化学検査
分析装置を用いて血液中の濃度を測定します。肝機能、腎機能、糖、電解質など全身の状態や炎症の有無が分かります。

血液学検査
血液中の赤血球、白血球、血小板の数や形態を調べます。貧血・炎症などが分かります。

尿検査
尿定性検査は蛋白・糖・潜血などを調べ、尿沈渣検査は尿を遠心しその沈渣に含まれる細胞などの有形成分を顕微鏡で観察しています。


この他にインフルエンザウイルス、ノロウイルスの迅速検査も行っています。