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 病院理念


 プリンシプル

私たちは、患者さんの尊厳を守った医療の提供に心がけます。

 老境の最後、自然に穏やかに最後の時を過ごしたい。そう望む患者さん、御家族もいらっしゃいます。生きとし生けるもの全てに寿命があるように、いつか生を終えて死を迎える事は自然の摂理です。
人それぞれ価値観が違う中、私たちは画一的な医療の提供でなく患者様に寄り添った医療の提供ができるよう考えていきます。

本当に必要な医療とはなにか、学んでいきます。

 味覚が低下したお年寄りにとって、厳格な塩分制限が必要でしょうか。
食べる楽しみは尊重していきたいと思います。
院内感染のリスクを考えると食べ物の持ち込みには制限をかけたい。誤嚥による肺炎も防止したい。一方入院されている患者さんの願いは、ひとかけらで良いから妻の手料理が食べたい。また、食べさせたい。
実現可能なお手伝いを患者さんと一緒に考えていきたいと思います。 私たちには何ができるのか、医療の進歩に合わせ、患者さんの要望を考え最善を尽くせるよう学び続けます。

 人生の最晩年に、御家族とのふれあいは自分の生きてきた証しであって欲しいと願います。

四季折々の行事には、ご家族も一緒に参加する事により、改めて家族の絆が実感できる、そのお手伝いをさせて頂きます。また、日常の体調管理においても、ぶらりと立ち寄れる病院でありたいと願います。私たちは、患者さん、患者さん家族の喜んだ姿を見る事により、勇気が湧いてきます。仕事に対しての喜びは、職員の笑顔となって、利用される皆様の笑顔となる事を願います。
 基本方針